ミュージアムショップの誘惑
美術館のショップは本当に誘惑が多いです。
特に最近は文房具から衣服、お菓子、その他グッズまでラインナップも豊富で、大きな展示だと見終わった後の買い物客でごった返していますよね。
私自身ミュージアムショップは大好きで、その場でしか買えないものにはすごく魅力を感じてしまいます。以前は図録をよく買っていたのですが、今は図録は買わないと固く決めています。買っても場所を取る割に数回しか見ず、大規模な断捨離をした際に1つを残し、他は結局手放した経緯があり、私にとってほとんど必要ではないのだなと分かったからです。
同じ理由でポストカードもできる限り買わないようにしています。ポストカードは場所はさして取りませんが、これこそしまうとすっかり忘れて全くみません。
それでもゴッホ展に行ったときに、さんざん悩んだ末、ポストカードを2枚ほど購入してしまいました。最初は6枚ほど購入しようと思ったので踏みとどまったとは思います笑。ですが、今思うとポストカードを見ても本物を見たときの感動は起こらないし、どうしても見たくなったら、作品名だけ控えておいてインターネットで見ることも可能だったなぁと思います。
鑑賞後の高揚感からなのか、どうしてもこの感動を見える形で持ち帰りたいと思ってしまう自分がいます。冷静になると、そんなことは不可能だし、かえって見える形になることで安っぽくなってしまうのに。
今回は誘惑に負けてしまいましたが、次回からは作品名を控えておくのみにしようと思います。