ミニマムに。軽やかに。

ミニマムに暮らしたいみもざの日常をつづっています。

ストックとミニマリズムと柔軟性

ミニマリストの方の多くがそうであるように、私もストックは防災グッズを覗いて基本しない派です。

 

必要な時に、必要なものを、必要な分だけ。

 

そのほうが家の中の在庫管理も圧倒的に楽ですし、忘れて棚の奥にずっと使われないまま眠る品物(長時間おいておいけばそれだけで劣化もします)を防ぐことができます。

 

夫はもともとストック大好き人間(ご実家もそう)です。とにかく安売りの時に大量買いしてストックしたがるのですが、それを抑えてなるべくストックしないようにお願いしています。ストックしたがるものの、夫自身は在庫管理をせずに重複買いをするので、これまでストックなしで上手く回っていました。

 

ただ、最近は世界情勢の影響で物流が滞ってしまったり、物価がどんどん上昇したりと物の流れや価格が読みにくい状況が続いています。常に在庫なしでギリギリの状態はちょっと危険かもしれないと思うようになりました。といっても、無くなるとものすごく困る物も殆どありませんが、特に使用頻度の高い日用品や食料などを1つずつストックすることにしました。

 

ストックなしは、いつでもどこでも物が手に入る豊かさがあってこそ成せることです。環境や状況に応じてグレーゾーンの濃淡を調整するのは物に対しても、コミュニケーションに関しても、何にでも大切ですね。

 

最近は「諸行無常」という言葉を日々意識して生活しています。この世のものは常に変化し、変わらずにとどまるものは無い、という意味の仏教用語です。ここ数年のコロナや世界情勢、自身の考え方ひとつとっても本当にそうだと思うことばかりです。

 

ミニマリズムを生活の軸に置いておくことには変わりませんが、今の生活があることに感謝しつつ、柔軟性をもった生活を大切にしていきたいと思います。