ミニマムに。軽やかに。

ミニマムに暮らしたいみもざの日常をつづっています。

蔵前神社とミモザ

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f:id:simpleabundant:20220324210940j:plain2月下旬のこと。近所を散歩していたところ、ミモザが満開に咲いている家を見つけました。

 

ここ5年くらいでお花屋さんでもミモザを良く見かけるようになり、ミモザの人気も高まっているように感じますが、こちらのおうちはかなり前からミモザを植えていたようです。立派な育った樹にはレモンイエローのふわふわなお花が実のようにたわわに咲いていました。春の青空と黄色のコントラストも素敵だなと思います。

 

そんな出来事がきっかけで、都内でミモザが鑑賞できる場所は他にないかと探してみたところ、アクセスしやすそうな場所では新宿のタカシマヤの近く、蔵前神社が候補に。蔵前神社は神社境内にあり、早咲桜とのコラボも見れそうとのことで3月12日に行ってきました。

 

蔵前駅から5分程度歩くと住宅街の間にこじんまりと佇んでいます。地元の人が訪れる神社という印象でしたが、正面の鳥居をくぐって左手奥には立派なミモザの木存在感を放っていました。ふさふさとお花が満開に咲いており、とても良いタイミングでした。一方で早咲桜は4〜5分咲きくらい、今年はなかなか気温が上がらなかったため開花が遅れていたようです。それでも境内に植えられた薄桃色と濃いめの桃色、そしてミモザの黄色、さらに手水の近くには綺麗に咲いた真っ赤な椿も楽しめます。コンパクトな境内は様々な花で華やいでいて、まさに春らしく、とても贅沢な空間となっていました。

 

やはり、多くの人のお目当ては私と同じくミモザ。お昼過ぎに着いた時にはすでにミモザの周りには多く人だかりで混雑していました。ミモザの木は1本ですが、かなり大きいので見ごたえは十分です。ひとしきり鑑賞して満足ですがゆっくり眺められる雰囲気ではなかったです。次来るならもっと人の少ない早い時間か平日にしようと思いました。

 

日本でこの時期に咲く黄色い花といえば、菜の花のイメージが強いですが、こちらの神社ではミモザを植えていてユニークですね。ミモザを植えた理由を調べてみたのですが神社のHPには特に理由は記載されていませんでした。

 

東京でミモザを見られる数少ないスポットとして、しかも桜も楽しめるということで今後も人気が上昇しそうな神社です。私自身もまた来年も訪れたい場所です。

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