ミニマムに。軽やかに。

ミニマムに暮らしたいみもざの日常をつづっています。

学びを結果に変えるアウトプット大全

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amazon.co.jpより)

アウトプットがとにかく苦手な私ですが、上達への打開策を探して読んでみました。心理学に基づくアプローチでアウトプットのメリットや方法などが記載されているところは、精神科医でもある著者ならではでした。簡潔で読みやすく、内容はぎゅっと詰まっていて、生活の整え方や心の在り方などアウトプット+αの情報も参考になりました。

本書を読んで、今後アウトプットの際に心がけようと思ったのは以下の3点です。

  1. 完璧主義にならず、とにかく始める&続ける。
  2. 時間を意識する。
  3. 楽しむ(または楽しみを見出す)。

1.完璧主義にならず、とにかく始める&続ける。

アウトプットの上達には近道はなく、アウトプット→フィードバックを繰り返して地道に数をこなしていくしかないようです。そして始めるにも続けるにも完璧主義を捨てること。最初から上手くやろうと思うとハードルが上がってしまい、始められなかったり続かないので、30点を目標に完成させ、ブラッシュアップしていくのが大切とのことです。私は完璧主義に陥りやすい傾向があり、納得いく文章が書けないと(いつもですが・・・)、次第にモチベーションが下がってしまいます。でも、そもそも今までも完璧を目指したところで成果物は満足いくものができていないし、数をこなさないわけには上達もしないので、ここは開き直って出来栄えにこだわりすぎず続けていこうと思います。ただ、フィードバックすることは、成長にとても大事なのでしっかり見直すことも忘れないようにしようと思います。

2.時間を意識する。

本書のなかではっとさせられたのは、倍の時間をかけたからと言ってクオリティが倍になるわけではないという点です。多少の改善はあれど、かけた時間に比例してクオリティが同じように上がるわけではないのです。自身の体験的にも、ものすごい時間かかって完成してもイマイチだったり、一方で短時間でそれなりに満足いくものが書けることもあります。

・アウトプットの時間を決める

・構成を考える

・集中して書く

この3点を今後意識しようと思いました。今まで時間を決めず、1時間・2時間とダラダラかけてアウトプットしていたので、なかなか完成せず苦労していたのですが、今日のこのブログから30分と決めて書いていきます。時間がかかると、続けるという観点からも難しくなってしまうので、時間を意識し集中して作業に取り掛かることは非常に重要だと感じました。

3.楽しむ(または楽しみを見出す)。

楽しいことには脳内でドーパミンが分泌されて学習機能が高まるそうです。同じアウトプットをするのでも、苦痛に感じるよりも楽しんで、いっそうの効果を得られた方が自身とっていいことだらけです。また、楽しいことは続けられるので、継続という意味でも楽しんだほうが良いのは間違いありません。とはいえ、今のところまだ楽しいという次元までいけない自分がいます。苦痛ではないけれど大変と感じるほうが大きいです。それdめお、ブログを書く行為は、日々ルーティンワークの多い仕事では使わない脳の部分が活性化している(脳が動いている?)感じがあり、疲労もありつつ良い刺激だと感じます。そして、書くことによって新しい視点が開けたりといったことがあることも事実です。このポジティブな感情を大切に育てて、アウトプットを楽しめるようになるのがひとまずの目標です。