ミニマムに。軽やかに。

ミニマムに暮らしたいみもざの日常をつづっています。

読書

Dearママ / 吉川ひなの

www.gentosha.co.jp 「Dearママ」読みました。 先日感想を書いた「わたしが幸せになるまで」がライフスタイルがメインなのに対し、今回はもっと著者の精神面について綴ったエッセイでした。 simpleabundant.hatenablog.com 彼女の素直でお喋りしているような…

わたしが幸せになるまで/吉川ひなの

www.gentosha.co.jp 吉川ひなのちゃんの新刊が最近出たようですが、私は2021年に発刊されたこちらを読みました。 特にファンというわけでもなく、昔テレビにでていた時はお人形みたいに顔の整った可愛い人だな~という印象くらいでした。 でも、この本を読ん…

本当の読書

www.chuko.co.jp 吉田篤弘さんの作品はどれもどこか捉えどころがなく、でもほっこりする物語が多いのがなんともいえず好きなのですが『中庭のオレンジ』は特にそれを感じました。独立した21の短編の冒頭、間、最後に図書館に埋められたオレンジの木の物語が…

小説気分

小説が無性に読みたくなる時が時々やってくる。 今がまさにそんなタイミング。 この頃は実用書を読む機会のほうが多くなったけれど、やはり私にとって小説は別の世界に旅できる場所。 その時読みたい小説によって、自分の心理がなんとなくわかる気がします。…

ミッテランの帽子 - Le Chapeau de Mitterrand

amazon.co.jpより 表紙の装丁に惹かれて読んだ本。 時代は1986年、仏大統領ミッテランの帽子を手にした4人が経験するミラクルを紡いだ物語。 ちょうど私自身が産まれた年ということもあり、親しみと興味を覚えながら読み進めていました。 パソコンが普及する…

ミッドナイト・ライブラリー

(amazon.co.jpより) 究極のタラレバ物語。 後悔ばかりの人生をやり直せるチャンスを深夜の図書館でもらった主人公ノーラの多次元パラレルワールドトリップ?もの。 ストーリー前半は正直ノーラのネガティブで不満ばかりなところに、殆ど共感できず、しかもパ…

学びを結果に変えるアウトプット大全

(amazon.co.jpより) アウトプットがとにかく苦手な私ですが、上達への打開策を探して読んでみました。心理学に基づくアプローチでアウトプットのメリットや方法などが記載されているところは、精神科医でもある著者ならではでした。簡潔で読みやすく、内容…

禅とミニマリズム

「禅的」持たない生き方/金嶽宗信 著を読みました。 ■玄関をおろそかにしていたことに気が付く 玄関という言葉自体が禅からきていたのも新しい発見でした。「玄妙なる関門」仏道への入口、悟りへの関門という意味があるそうです。「いい加減な気持ちで入ら…

幸福の意外な正体/ダニエル・ネトル 著

幸福の意外な正体/ダニエル・ネトル著 を読みました。 人間の最大にして永遠のテーマともいえる概念「幸福」。 捉えどころがなくて見えにくい。 幸福とはいったい何なのかを統計や実験をもとに論理的に説明しており、読後は視界が前よりクリアになった感じ…