ミニマムに。軽やかに。

ミニマムに暮らしたいみもざの日常をつづっています。

持ち物カウント:アクセサリー編

f:id:simpleabundant:20220325203533j:plain無くても良いの代表格がアクセサリーですが、やっぱりあると嬉しく気分が上がるもの♪私はTシャツとジーンズスタイルの組み合わせが好きで、カジュアルシンプル派なのでアクセサリーで少し華やかにしたり、アクセントとして取り入れています。

 

20代の頃はアクセサリーが大好きでageteやスタージュエリー、eteなどに足しげく通っては良く眺めたり、我慢できず買ったりしていました。当時の自分を振り返ると相当な散財でどうかしていました(苦笑)。

 

今ではすっかりアクセサリー類は買わなくなりました。さらに、たくさん持っていたアクセサリー類も飽きたりして使っていないものが数多くあり、結局殆どを手放しました。

 

今は厳選して下記の数点におさまっています。

 

■ 指輪3つ(結婚指輪、細いリング2つ)

指輪が好きで結婚指輪以外も2つほど付けています。結婚指輪を含め全て石などのついていないシンプルなものです。婚約指輪は持っていません。大金をはたいて買ってもらうのも気が引けたのと、もらっても毎日は付けないし、付ける機会に迷ったり、落とさないか、傷が付かないか何かとエネルギーを使いそうだと思ったからです。当時は特にミニマリストではありませんでしたが、この選択をして今でも良かったなと思います。

 

結婚したら指輪!と思いこんでいたのですが、今考えると結婚指輪も婚約指輪もジュエリー業界の戦略にまんまと乗せられていただけでした。とはいえ結婚指輪のデザインは気に入っているので、日々付けて楽しんでいます。

 

■ ブレスレット1つ

ブレスレットはチェーンタイプをひとつ。とてもキラキラ反射するのですが、華奢でシンプルなデザインなので、ギラギラせずにほどよく煌めきを足してくれます。ネックレスはすべて断捨離したのですが、指輪とブレスレットは残しました。自身で付けている際にも目に入り楽しめるところが好きなのかもしれません。

 

■ ピアス3セット+片耳1つ

ダイヤモンドのスタッズピアスは10年ほど前にハワイのティファニーで「一生もの」と意気込んで買ったもの。普段はほとんどこのピアスを付けていて、今も愛用しています。

パールのスタッズピアスは冠婚葬祭どんなシチュエーションでも使える万能アイテムで重宝しています。まだ誕生日にプレゼントをもらっていた頃に夫にお願いして買ってもらったものですが、これは本当にいただいてよかったです。

お花のピアスは唯一華やか系ですが、貝殻でできていて白いので何にでも合わせやすいです。普段より華やかな雰囲気にしたい時に着用しています。

星をかたどったようなシンプルなチャクラピアスはどのピアスにも相性がよくて組み合わせて楽しんでいます。

 

アクセサリーを減らしてみて、今まで気づいていなかったのですが、実は管理が面倒だと感じていたことが分かりました。一つ一つが小さいので無くさないようにとか、傷まないように1つずつ袋に収納したり、さらにそれを箱にしまったり。使う時も出すのが面倒で、どれにしようか迷うのも地味にストレスでした。

 

今はだいぶ数を減らしたので出し入れはもちろん、選択肢自体も少なくなり余計な神経を使わずに済んでいます。煩わしいさからかなり解放されました。一時期は1点ずつに絞ろうかと考えたこともありましたが、今の私にはこの数がちょうど良いようです。どれもシンプルなデザインなので、どんな服にも合わせやすく、飽きも来ていません。私は結局アクセサリーもシンプルなものが最後まで残るのだなぁと思います。

 

今後アクセサリーが増えることは殆ど無さそうな気がします。特に最近になってコンフリクトダイアモンドの存在を知り、アクセサリーを買うハードルはかなり高くなりました。

コンフリクトダイアモンドとは、紛争地域で取れたダイアモンドの収益が紛争の財源となってしまうダイヤモンドのことを指します。主にアフリカ諸国で問題になり、ダイアモンドの収益は武器の購入などに充てられ紛争を長期化させる一因になっていました。さらにダイアモンドの採掘には子どもを含む過酷な労働を強いていたり、家族離れ離れにさせられたりと様々な問題をはらんでいます。現在ではキンバリープロセス認証制度が導入され正規ルートと闇ルート(コンフリクトダイアモンド)を区別する証明書もあるそうですが、多くは流通の過程で混ざってしまい判別は難しいそうです。このような紛争はダイアモンドに限らず金など様々な資源にも起こっているそうで、今後はそういった観点でも増やすのには相当慎重になろうと思っています。

 

結局なによりも今持っているものを大切に使うことが、一番大事だなとつくづく思います。

蔵前神社とミモザ

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f:id:simpleabundant:20220324210940j:plain2月下旬のこと。近所を散歩していたところ、ミモザが満開に咲いている家を見つけました。

 

ここ5年くらいでお花屋さんでもミモザを良く見かけるようになり、ミモザの人気も高まっているように感じますが、こちらのおうちはかなり前からミモザを植えていたようです。立派な育った樹にはレモンイエローのふわふわなお花が実のようにたわわに咲いていました。春の青空と黄色のコントラストも素敵だなと思います。

 

そんな出来事がきっかけで、都内でミモザが鑑賞できる場所は他にないかと探してみたところ、アクセスしやすそうな場所では新宿のタカシマヤの近く、蔵前神社が候補に。蔵前神社は神社境内にあり、早咲桜とのコラボも見れそうとのことで3月12日に行ってきました。

 

蔵前駅から5分程度歩くと住宅街の間にこじんまりと佇んでいます。地元の人が訪れる神社という印象でしたが、正面の鳥居をくぐって左手奥には立派なミモザの木存在感を放っていました。ふさふさとお花が満開に咲いており、とても良いタイミングでした。一方で早咲桜は4〜5分咲きくらい、今年はなかなか気温が上がらなかったため開花が遅れていたようです。それでも境内に植えられた薄桃色と濃いめの桃色、そしてミモザの黄色、さらに手水の近くには綺麗に咲いた真っ赤な椿も楽しめます。コンパクトな境内は様々な花で華やいでいて、まさに春らしく、とても贅沢な空間となっていました。

 

やはり、多くの人のお目当ては私と同じくミモザ。お昼過ぎに着いた時にはすでにミモザの周りには多く人だかりで混雑していました。ミモザの木は1本ですが、かなり大きいので見ごたえは十分です。ひとしきり鑑賞して満足ですがゆっくり眺められる雰囲気ではなかったです。次来るならもっと人の少ない早い時間か平日にしようと思いました。

 

日本でこの時期に咲く黄色い花といえば、菜の花のイメージが強いですが、こちらの神社ではミモザを植えていてユニークですね。ミモザを植えた理由を調べてみたのですが神社のHPには特に理由は記載されていませんでした。

 

東京でミモザを見られる数少ないスポットとして、しかも桜も楽しめるということで今後も人気が上昇しそうな神社です。私自身もまた来年も訪れたい場所です。

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原石好き。

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("https://hoseki-ten.jp/"より)


「宝石 地球がうみだすキセキ」展に行ってきました。

石が採掘されてから宝石になるまでの過程、どんなカットがあるのかなど、宝石にまつわるあれこれが展示してあります。後半では古代の権力者から中世の貴族、そして現在にいたるまで、豪華な宝石の数々が展示されています。このあたりにくると、輝きが強烈でまぶしかったです。

週末に朝一番の回(9:00)に予約して行ったのですが、今日の展示開始したばかり?と思うほどすでにものすごい人がいました。お子さん連れも多かったです。小さな石がショーケースに入って展示されているので、ショーケースの周りはどこも人が密集して遠まきには全く見えず。とくに展示前半がすごかったです。見るには列に並ばないといけないという悪循環でした・・・。仕方なく後半の宝石展示あたり(ここはすいていた)を見た後に前半に戻って見たのですが、混雑はいっこうに改善されず満足いくように見れませんでした。ゆっくりじっくり見たい方は平日をおすすめします。

 

今回の展示で改めて、私は宝石よりも原石が好きなんだということに気が付かされました。昔から天然石が好きで、一時期は石のついたアクセサリーを集めていたのですが、最近はすっかり原石の虜でアクセサリーへの興味が薄れ原石を少しずつ集めています(ちなみにアクセサリーは殆ど断捨離しました。原石も増やしすぎないよう注意です。)。もちろん美しいカットや職人の繊細な技は見ていて楽しいですし、本当に素晴らしいと思います。でも、混ざりものが入った無骨なフォルム、一つとして同じものが無く個性的な原石の姿には宝石とは違った魅力ががあります。宝石は完璧、完成された美しさがありますが、原石は未完成の美しさががあります。不完全だからこそ色々な視点から見ているうちに新しい発見があるのも楽しいところです。不完全性も含めて完全のように感じてしまう原石には不思議な引力がありますね。なので素敵な原石に出会えた時はご縁を感じてしまいます。

「原石を見つける」といったように人を石に例える表現がありますが、磨くことが前提に言われているように思います。でも、原石は必ずしも磨きあげる必要はないなと思います。原石はそれだけで十分美しいし楽しませてくれるからです。原石は熱処理などを加えて美しさを際立たせるような加工処理がされているのが殆どですが、みんなが宝石のように輝かなくても、素材そのものの美しさを最大限に引き出して、各々の持つ魅力で煌めいていたらいいですよね。鉱物コレクターがいるように、その不完全さを愛で、いっそう美しいと感じる人はたくさんいると思うのです。

学びを結果に変えるアウトプット大全

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amazon.co.jpより)

アウトプットがとにかく苦手な私ですが、上達への打開策を探して読んでみました。心理学に基づくアプローチでアウトプットのメリットや方法などが記載されているところは、精神科医でもある著者ならではでした。簡潔で読みやすく、内容はぎゅっと詰まっていて、生活の整え方や心の在り方などアウトプット+αの情報も参考になりました。

本書を読んで、今後アウトプットの際に心がけようと思ったのは以下の3点です。

  1. 完璧主義にならず、とにかく始める&続ける。
  2. 時間を意識する。
  3. 楽しむ(または楽しみを見出す)。

1.完璧主義にならず、とにかく始める&続ける。

アウトプットの上達には近道はなく、アウトプット→フィードバックを繰り返して地道に数をこなしていくしかないようです。そして始めるにも続けるにも完璧主義を捨てること。最初から上手くやろうと思うとハードルが上がってしまい、始められなかったり続かないので、30点を目標に完成させ、ブラッシュアップしていくのが大切とのことです。私は完璧主義に陥りやすい傾向があり、納得いく文章が書けないと(いつもですが・・・)、次第にモチベーションが下がってしまいます。でも、そもそも今までも完璧を目指したところで成果物は満足いくものができていないし、数をこなさないわけには上達もしないので、ここは開き直って出来栄えにこだわりすぎず続けていこうと思います。ただ、フィードバックすることは、成長にとても大事なのでしっかり見直すことも忘れないようにしようと思います。

2.時間を意識する。

本書のなかではっとさせられたのは、倍の時間をかけたからと言ってクオリティが倍になるわけではないという点です。多少の改善はあれど、かけた時間に比例してクオリティが同じように上がるわけではないのです。自身の体験的にも、ものすごい時間かかって完成してもイマイチだったり、一方で短時間でそれなりに満足いくものが書けることもあります。

・アウトプットの時間を決める

・構成を考える

・集中して書く

この3点を今後意識しようと思いました。今まで時間を決めず、1時間・2時間とダラダラかけてアウトプットしていたので、なかなか完成せず苦労していたのですが、今日のこのブログから30分と決めて書いていきます。時間がかかると、続けるという観点からも難しくなってしまうので、時間を意識し集中して作業に取り掛かることは非常に重要だと感じました。

3.楽しむ(または楽しみを見出す)。

楽しいことには脳内でドーパミンが分泌されて学習機能が高まるそうです。同じアウトプットをするのでも、苦痛に感じるよりも楽しんで、いっそうの効果を得られた方が自身とっていいことだらけです。また、楽しいことは続けられるので、継続という意味でも楽しんだほうが良いのは間違いありません。とはいえ、今のところまだ楽しいという次元までいけない自分がいます。苦痛ではないけれど大変と感じるほうが大きいです。それdめお、ブログを書く行為は、日々ルーティンワークの多い仕事では使わない脳の部分が活性化している(脳が動いている?)感じがあり、疲労もありつつ良い刺激だと感じます。そして、書くことによって新しい視点が開けたりといったことがあることも事実です。このポジティブな感情を大切に育てて、アウトプットを楽しめるようになるのがひとまずの目標です。

お花の生命力

f:id:simpleabundant:20220311185953j:plain誕生日に夫からいただいたお花。

花瓶に挿していたのですが、水の量が少なかったようで、花瓶の中のお水がカラカラなり、一部がしおれてしまいました。

お水の量難しいです。多いと茎が傷んで枯れてしまうし、少ないと今回のようになってしまいます。いつもは前者になることが多いので、今回は少なくしたところ、少なすぎたようです・・・

もらって翌日のことです。会社から帰宅してしおれているのに気が付いてとてもショックでした。急いでお水を補給して2日経ちましたがお花は相変わらず下を向いてうなだれています。効果なし。

今朝、駄目もとで思い切ってお花が付いている細い茎の部分のみを残し、幹となる太い茎から切り離してお水に付けてみました。すると、びっくり、今までしおれていたお花がぐんぐん元気になりうなだれていた茎が張りを取り戻しピンとなったのです。

それも、たったの20分程度での復活でした。しばらくじっと見ていたら、少しずつ茎が上向き始めて動いているのが分かりました。これには本当に驚きました。よくタイムラプス動画などでお花が咲く瞬間を見られますが、今回リアルタイムでお花の動きを観察できました。

写真は復活劇を遂げたお花たちです。殆ど諦めかけていましたが、お花たちは諦めていなかったんですね。お花たちごめんね、でも諦める前に試してみて本当に良かったです。

お花の生命力とパワーに、諦めないことの大切さを改めて教えてもらった出来事でした。

ちなみに残りのお花は水不足にもめげず咲き続けてくれています。

ストックとミニマリズムと柔軟性

ミニマリストの方の多くがそうであるように、私もストックは防災グッズを覗いて基本しない派です。

 

必要な時に、必要なものを、必要な分だけ。

 

そのほうが家の中の在庫管理も圧倒的に楽ですし、忘れて棚の奥にずっと使われないまま眠る品物(長時間おいておいけばそれだけで劣化もします)を防ぐことができます。

 

夫はもともとストック大好き人間(ご実家もそう)です。とにかく安売りの時に大量買いしてストックしたがるのですが、それを抑えてなるべくストックしないようにお願いしています。ストックしたがるものの、夫自身は在庫管理をせずに重複買いをするので、これまでストックなしで上手く回っていました。

 

ただ、最近は世界情勢の影響で物流が滞ってしまったり、物価がどんどん上昇したりと物の流れや価格が読みにくい状況が続いています。常に在庫なしでギリギリの状態はちょっと危険かもしれないと思うようになりました。といっても、無くなるとものすごく困る物も殆どありませんが、特に使用頻度の高い日用品や食料などを1つずつストックすることにしました。

 

ストックなしは、いつでもどこでも物が手に入る豊かさがあってこそ成せることです。環境や状況に応じてグレーゾーンの濃淡を調整するのは物に対しても、コミュニケーションに関しても、何にでも大切ですね。

 

最近は「諸行無常」という言葉を日々意識して生活しています。この世のものは常に変化し、変わらずにとどまるものは無い、という意味の仏教用語です。ここ数年のコロナや世界情勢、自身の考え方ひとつとっても本当にそうだと思うことばかりです。

 

ミニマリズムを生活の軸に置いておくことには変わりませんが、今の生活があることに感謝しつつ、柔軟性をもった生活を大切にしていきたいと思います。

 

36歳

f:id:simpleabundant:20220308220424j:plainこのたび36歳になりました。

 

1つ年を重ねるたびに1歳の重みを感じる年齢です。36歳、ずしりときます。

 

お祝いは週末という話をしていたので、夫がサプライズでケーキとお花をくれて本当にびっくり。祝うという年齢でももうないですが、それでも人からお祝いしてもらえるというのは、いくつになっても嬉しいものですね♪

 

3月8日は大好きなお花、ミモザの日でもあるそうで、自身の誕生花がお気に入りのお花と一緒なのはなんだかそれだけで嬉しいです。夫が毎年くれる花束には必ずミモザを入れてくれます。今日は天気がイマイチでしたが、明るい色合いの花束に元気をもらえました。ミモザのビビッドな黄色いふわふわは見ているだけでほっこり癒されますね。

 

ケーキはキルフェボン。以前何気なくつぶやいたのを覚えていてくれたようで、わざわざ銀座まで行って買ってきてくれました。モノの執着はだいぶ落ち着きましたが、食べ物に関してはまだまだ強欲です・・・笑。夫に本当に感謝です。

 

そういえば、誕生日と結婚記念日が我が家の唯一のイベントになりつつあります。今年はバレンタインもホワイトデーもせず、昨年末のクリスマスもお祝いしませんでした。どれもイベントとしてあれば楽しいけれど、最近はどのイベントも過剰な感じがしており、やめました。イベントのたびに大混雑のデパートに行くストレスが無くなったのはとても大きいです。

 

誕生日もここ4年ほど、お花とケーキ以外のプレゼントはもらうのはやめました。昔2度ほどプレゼントを渡しあったことがありましたが、最近では欲しいものも特になく、物が増えるのも嫌なので、美味しいものが食べられたら十分という気持ちが強いです。お祝いしてくれようとしているその気持ちが何よりのプレゼントですね。

 

夫はミニマリストではありませんが、年々私に感化されているのか思考回路がミニマムになりつつあります。そもそも合理主義なので、ミニマリストと相性がいいのかもしれません。

 

我が家のミニマム化は順調ですが、36歳はそれ以外のことにも注力したいと思います。特に行動を大切にして、アウトプット重視の1年にしていきたいです。インプットよりもアウトプットを、消費よりも生産を。

 

このブログも随分放置してしまいましたが、これを機にまた再開する所存です。